ニューエクスプレス ビルマ語レビュー

ミャンマー語を学習するのに1冊だけ選ぶとしたら?

「ニューエクスプレス ビルマ語」しかない。

もうこれを選んでおけば間違いない。

他のは無視してもいい。

この1冊を何度も何回も音読して練習することでミャンマー語の基礎が出来上がった気がします。

話し言葉で表記されてるから全文を丸暗記して喋って通じます。

最初から最後まで100回は確実に読んだ(もちろん音読)。

それも旧版と新バージョンの両方を何度も読んだ。

大きく変更された章は12と15のみです。

新版の方が現代に即した内容で、いろいろな単語や表現も豊富に掲載しています。

旧版はサイカー50チャットとか、ロンジー600チャットとか時代を感じます。

あえて買う必要はないと思います(CDナレーターもオッサンの声が眠いし)。

新バージョンはグエサンやチャウンダーなどリゾートも紹介されていいですね。

単語や、よく使う表現も多く紹介されています。

間違いなく最初の1冊に最適だし、掲載の文法も十分ではないかと。

ただ、この1冊だけでは流暢に話すのは無理。

そんなに甘くないのがミャンマー語のスピーキング。。。

そして1冊仕上げたとしてもリスニングはお手上げだと思う。

文法の語順が同じで勉強しやすいなんて笑うよ本当。

ミャンマー関係者が必死なのはわかるが嘘はいけません。

ミャンマーでは外国人用のミャンマー語の話し言葉の教材、ミャンマー会話学校というのはほとんど存在していないに等しいので、ミャンマー語が話せるようになることは個人の努力が更に求められることになります。

死ぬ気でやらないと5年いても10年住んでもダメだわこれ。

ただ、ニューエクスプレス ビルマ語を仕上げることで、英語でいうところの中学3年間の重要な基礎固めになることは間違いない。

だから凄い重要だし、これやらないで何やるの?という感じ。

2017年現在で、最近発売されたミャンマー語関係の本はまあね遊びでしょ。

ニューエクスプレス ビルマ語をマスターしたら。

次にやるべきはこの2つです。

1.大阪大のビルマ語

2.東京外大のビルマ語

より現地で話されている会話表現に近いと思います。

両方とも無料ですので、ありがたいです。

現在、大阪大は終了して、東京外大に取組中です。

独学でするのは難しい言語だと思うけど、上記に記したコンテンツは音声があるので、先生に頼らずなんとか自力で制覇しなくてはいけないと思う。

それぐらいの意気込みがないならミャンマー語の会話なんて無理だな。

ニューエクスプレス ビルマ語も最終的にはCDの音声を聞いて、ビルマ文字で20章全部のディクテーションができるようにすることがこの1年の目標。

ミャンマー語の会話が上手くなりたいなら大学行くよりニューエクスプレス ビルマ語を完璧に仕上げましょう!

追記…ここまで絶賛したので気がついたイマイチな点を書いておきます。

ところどころ少なからず書き言葉が紛れており自然なミャンマー語会話とは言い難い表現もある。私自身、ほとんどの文章を暗記し現地の先生と話しいくつか直された。特に47ページ一番上の文章「なぜ来なかったのですか?」否定の疑問文は多数の現地人からオカシイと指摘されました。






コメント

人気の投稿