ミャンマー現地の人が話すミャンマー語

昔、ヤンゴンの安宿で出会ったミャンマー語専攻の日本人学生がはじめてヤンゴンに来た時の驚き。

日本人「俺のビルマ語、全然通じない。」
ホテルマン「こんな綺麗にビルマ文字書けるのに、なぜ話せないの?」
日本人「ちょっと待て!文字を読んで見せるから」
ホテルマン「酷いな。。。発音の多くが間違ってるよ」

彼が凄い落ち込んでいる姿を見て、ビールでも飲もうよと誘いました。

日本人「大学でビルマ語4年間勉強したのにショックです。」
私「なんでビルマ語を専攻したの?」
日本人「大学に入るためで、専攻は何でも良かったんです。」

その時は、私は何も思わなかったけど今はよくわかります。

問題①文字依存(読み書き重視の日本教育)
問題②モチベーションが低い

ミャンマー語のスピーキング&リスニングは学校で習う、教科書で習うだけでは足りないことが下の動画を聴くとわかります。



レストランでよくある会話パターンですが、ミャンマー語ネイティブが話すフレーズと市販されている教科書に掲載されている表現が違い過ぎです(これでもミャンマー人が聞くと不自然な表現があるらしい)。

また実際に使う単語「おつまみ」なんて教科書で見たこともありません。。。

しかし、飲みに行ったら毎回聞かれる単語です。

日本語字幕なしで話してる内容がわからないなら日本人学生と同様にショックを受けることは間違いありません。

私もヤンゴン在住の2年間は動画の内容を聞き取れなかった日々が続きました。

読み書き重視ではミャンマー語の会話は難しいというか、できない?というか別スキルだと感じています。

なぜならヤンゴン在住者の中には読み書きできないけど流暢にミャンマー語を話す人がいるからです(正確ではないが、コミュニケーションOK)。

読む、書く、聞く、話すの4スキルは重要ですが、ミャンマー語は日本語と逆で聞く、話すの2スキルが重要な言語だと思います。

だからこそ、学校や教科書で勉強したらミャンマー語で話しまくることが必要なんだと思います。

読み書きできないでミャンマー語を話す人はミャンマー人とコミュニケーションすることに集中しており目的が明確です。

しかし、読み書き頑張る人は何で読み書きするのでしょうか?

日本語を勉強するミャンマー人はその点が明確です。

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