ミャンマー語は感情を込めて話すと伝わる

日本人の間でよく聞かれる「東京の人は冷たい」という言葉。

私も「仕事で忙しいから誰も時間が無く、東京にいると他人のことを気にしてられない」からだと思っていましたが。。。

ミャンマーに来てミャンマー人から「人の事ばかり考えてますね。もっと自分のことを考えた方が良い。ミャンマー人のようにw」とアドバイスをもらいました(笑)

東京にいてもヤンゴンにいても日本人は他人の事を気にし過ぎているので、「東京の人は冷たい」というイメージは違うところから来ているかもしれない?

そう考えると、この冷たいというイメージは東京人が話す日本語にあるんじゃないかという仮説を考えるようになりました。

それは標準語と呼ばれる東京弁をベースに作った日本語に原因があるのではないか?。

ようするに標準語というのは誰でもわかりやすいように人工的に作られた言語で、わかりやすい代わり感情が乗せ難いのではないか?

だから強弱がなく音が平坦で、人間が関心のない時に使う音にそっくり。。。

強弱をつけないと、怒ってる、悲しいは電話でわからない。

感情がよくわからない=冷たいと感じやすいじゃないのか?

なので最近、日本語を話すときは感情を出して言う練習をしています。

そうなると丁寧語なんて無理なんですよw

凄い汚い友達に話す言葉になるんですよ。

いわゆるタメ口という奴です。。。

日本人は感情を表に出さないで隠すことが多い(よそよそしい)ので、感情豊かに話すことが苦手なような気がします。

しかし、これが関西人なら丸っきりイメージは逆になるはずです。

関西弁は、音の強弱、イントネーションが正しくないと地元の人から「気持ち悪い」とか「ふざけてんのか?」とか凄い突っ込みが入ります。

関西弁は感情を込めて地元の人の話し方を100%真似ると上手くいきます。

私も関西在住10年過ぎましたので、かなり上手く真似ることができているように思いますが、気を抜くと東京弁が出てしまいバレます。

この現象をヤンゴンで考察してある結論に達しました。

ヤンゴンで話されているミャンマー語は関西弁と同じ。

自然に話されている方言(話し言葉)だということです。

ミャンマー語は、音の強弱、イントネーションが正しくないと「気持ち悪い」とか「ふざけてんのか?」とかのレベルではなく、地元の人に通じない。

なぜならここに声調という関西弁にはない音階ルールがあるからです。

「ア」「アー」「ア~~」みたいな感じのルールです。

全部に意味がありますので、音の出し方で日本語の「あ音」だけでも無数の違いがあります(「アッ」みたいな音もありますw)。

もうこれを完璧に習得して話せるにはどれだけの時間が必要なのでしょうか?

これは一生かけても難しいかもしれません。

しかし、例え完璧に発話できなくても現地の人に通じることがわかりました。

それは感情を込めて話すと発音が完璧でなくても伝わりやすいんです。

とにかく感情的になって話すときが一番伝わります。

感情を込めてミャンマー語を話すことをお勧めします。

決して恥ずかしがってはいけないし、関西弁で話すように突っ込みまくりましょうw

まじ伝わります。


コメント