ミャンマー語「とにかく話す!」が正解

英語の習得には「話す」「聞く」「書く」「読む」をバランスよくやることが正解かもしれません。

しかし、ミャンマー語の習得にはバランスよくやることは本当にお勧めできないのです。

何度もお伝えしていますが、言文一致していないミャンマー語。

表音文字のくせに文字と発音が一致していない単語が相当数含まれているミャンマー語。

真面目にミャンマー語をやればやるほど深みにはまる気がします。

真面目にやる代表格が「大学でミャンマー語」です。

日本で大学卒業した留学生たちのほとんどは流暢な日本語を喋りますよね。

だからヤンゴンの大学行けば話せると勘違いするのも無理はありません。

この勘違いを無くす外務省の通訳者の経験を紹介します。

チャレンジ41カ国語~外務省の外国語専門家インタビュー

●どうやって学ぶ?
 ミャンマー語は、他の主要な外国語と異なって体系的な学習法が確立されていないし、参考書も少なくて、勉強するのが大変だったと言う田中さん。ミャンマーでの研修は、ヤンゴン外国語大学ミャンマー語学科で2年間行いました。ミャンマーでは当時、政府が学生運動の発生を畏れて大学を閉鎖しており、開いているのは外国語大学のみでした。大学の授業は、そもそも先生があまり英語を話さないので、特に初学者クラスでは先生が何を教えようとしているのか留学生には解らない。留学生同士で先生の言いたいことを想像(!)したり、教え合ったり。田中さんは日本から持参した数少ない参考書を頼りに大学で勉強していましたが、やはりそんな学習に限界を感じ始めました・・・

留学生にどうやってミャンマー語を教えるか?大学にはメソッドが無いんですよ。これは今でも変わらないしこれからも続く。というのは留学生の為の学校というより先生の為の学校(これがわかるとミャンマーが見えてくる)

●とにかく現地の人と話す!
 田中さんが住んでいたのは外国人用の学生寮。閉じこもっていてはミャンマー語の上達はない、とドンドン町に飛び出す田中さん。市場やお店の売り子さんや、道ばたであった若者、図書館や大学で出会った学生たち・・・と精力的にミャンマー人の友だちをつくっていきます。もともとミャンマーの人々はとても親日的で、外国の情報が少ないこともあり、日本人である田中さんに興味津々。おまけに困っている人がいたらすぐに助けるという優しい国民性。ミャンマー語会話に困るはずがありません。

これ絶対に正解。ミャンマー語は「とにかく話す!」のみということ。通訳や英語に頼っているうちは絶対に話せるようにならない。

下手くそでも通じなくて構わない、とにかく寝る時間を惜しんでミャンマー語を話すための努力をすれば道が開けると信じて進めば。。。

女性で初のミャンマー語の専門家ですが、電気が突然止まったり、何日も断水するというような状況下でも、ミャンマーの生活を楽しんだ様子の田中さん。これからも一層の活躍を期待しています!
ミャンマー語専門の通訳になれたんですね。

大学に頼らず、街の人々、友達と話し続けられるかがポイントだと感じます。

だからやっぱ大学いらないじゃんw

ミャンマー語ふまじめ真剣にやりましょう。

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